
自宅サーバーにNextcloudを導入した
こんにちは。 今回は久しぶりにサーバーの話題です。
自宅のサーバーにNextcloudを導入したので、それを紹介します。
Nextcloudとは
Nextcloud

Nextcloud とは、自前のサーバーにDropboxやGoogeDriveのようなクラウドストレージを構築するためのオープンソースソフトウェアです。
Windows, IOS, Androidなどのクライアントアプリも用意されており、DropboxやGoogeDriveのような使い方ができます。
NASをクラウドストレージに
僕の家にはReadyNAS 104 という、HDDを4つまで搭載できるNAS(Network Attached Storage)があります。
RAID6のダブルパリティに設定してあり、合計8TBの容量を持ちます。
このNASは基本的にLAN内からしかアクセスできないので、NextcloudによってこのNASをクラウドストレージとしました。
ReadyNAS 104

このようなNASがなくても、ラズパイに直接HDDを繋ぐことでストレージを確保できます。
サーバーはラズパイ3
現在、僕の自宅サーバーは、 Raspberry 3 Model B によって運用されています。このサーバーにNextcloudをインストールしました。
Raspberry 3 Model B

気を付けること
サーバーを外部に公開するときは、セキュリティ対策を万全にしましょう。
ファイアウォールの設定や、HTTPS対応をお忘れなく。
使用感
とりあえず、所望のクラウドストレージを構築することができました。
Nextcloudの設定はすべてブラウザでできるのでとても簡単です。
しかし、ラズパイでは読み込み時間がいちいち長く、少しストレスがあります。
もっと強いPCを使いたいものですが、そのときはVPSを契約すべきだと思い、当面はこのまま運用する予定です。
まとめ
今まではLAN内からしかアクセスできなかったNASが、Nextcloudの導入により、どこからでもアクセスできるようになりました。
既にサーバーをお持ちの方ならすぐに導入できると思います。ぜひ試してみてください!