ESP-WROOM-32のピッチ変換

格安WiFi+BLEモジュール「ESP-WROOM-32」

ついにESP32が日本にやってまいりました。海外では既に話題になっていたのですが、日本では技適を取得するまで使うことができなかったのであまり知っている人はいないかもしれません。これから話題になるでしょう。

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ESP-WROOM-32

ESP-WROOM-32

ESP-WROOM-32のスペック

CPU

なんと動作周波数が240MHzで、しかもデュアルコア!!!!開いた口が塞がりません…

CPUTensilica LX6
コア数2
周波数最大240MHz
SRAM520kB
外付けFlash16MB

無線

ESP8266はWiFiだけでしたが、ESP32にはBluetoothが付きました。はい、ありがとうございます。

無線
WiFi2.4GHz
Bluetoothv4.2

ペリフェラル

十分すぎて使い切れません。ADCは2台同時に変換できそうですね。
PWMがすべてのGPIOについているのはソフトウェアPWMだからだそうです。

ペリフェラル
UART3台
SPI3台
I2S2台
ADC2台12ch
DAC2台
I2C2台
PWMGPIO全部それ
SDIO50MHz

その他機能

タッチセンサがあるので、UIとかも充実にできそうですね!

その他
静電容量タッチセンサ10ch
ホールセンサ
30dBゲインアンプ
ディープスリープ消費電流わずか2.5uA

詳細は公式サイトをご覧ください。

ピッチ変換

ESP-WROOM-32は1.27mmピッチの表面実装なので、そのままでは使えません。

そこで、1列のピンソケットをずらして2列にして、ESP-WROOM-32を挟む形でピッチ変換をしました。

基板も導線も使わない画期的な方法です!

ピッチ変換

ピッチ変換

作り方

部品の用意

  • ESP-WROOM-32
  • 5ピンのピンソケット2つ
  • 7ピンのピンソケット4つ

部品用意

部品用意

ピンソケットのピンを半分ずらした状態で、両面テープで固定する。

半分ずらせば1.27mmピッチになりますね!

両面テープで止める

両面テープで止める

机にピンを押し付けて両側から中央に寄せる

ピンで基板を挟めるくらいまで曲げます。

ピンを寄せる

ピンを寄せる

基板を挟む

基板を挟む

上からスライドして基板を挟む

基板を挟む

基板を挟む

基板を挟む

基板を挟む

半田付けをしたら完成!

表と裏の両面からはんだ付けをします。フラックスを塗るとスムーズです。

ピッチ変換

ピッチ変換

ピッチ変換

ピッチ変換

ピッチ変換

ピッチ変換

ブレッドボードで使用

ピンソケットがついたので、あとはジャンパワイヤで配線できて、ブレッドボードで使えるようになりました。これは便利です~

裏側にピン名が書いてあるのもありがたいですね。

ブレッドボード

ブレッドボード

まとめ

今回の記事はここまでです。今後このモジュールを使っていろいろ作ってみたいと思います!お楽しみに!