IR-Stationの赤外線ダウンロード機能

IR-Stationの赤外線ダウンロード機能

IR-Stationとは

自作のWiFi接続の赤外線学習リモコンです。IR-Stationを使えば、スマホやPCから家電製品をコントロールすることができます。

詳しくは、IR-Stationについての記事一覧をご覧ください。

IR-Stationの新機能

夏休みになり、IR-Stationを本格的に開発しています。今回は、いくつかの新機能を紹介します。

IR-Stationの操作画面

画面下方の設定やInfoの配置が少し変わり、見やすくなりました。

画面

画面

設定画面

画面下方の設定画面では、以下のことができます。

  1. 赤外線信号を新規登録(Record a new Signal)
  2. 既存の赤外線信号の名前を変更(Rename a Signal)
  3. 赤外線信号ファイルをアップロードして新規登録(Upload a new Signal)
  4. 既存の赤外線信号ファイルを端末にダウンロード(Download a Signal)
  5. 既存の赤外線信号を削除(Clear a Signal)
  6. すべての赤外線信号を削除(Clear All Signals)
  7. WiFiを変更(初期化)(Change WiFi)

設定

設定

赤外線データファイルのダウンロード機能

赤外線信号を選んでSubmitボタンを押せばダウンロードできます。ダウンロードされるのはJSONファイルです。

ダウンロード画面

ダウンロード画面

赤外線データファイルのアップロード機能

信号を割り当てたいチャンネルを選び、上でダウンロードした赤外線データファイルを選択します。任意で名前を入力して、Submitボタンを押すと、赤外線が登録されます。

アップロード画面

アップロード画面

赤外線データファイルはJSONファイル

赤外線データファイルはJSON形式に従っており、以下のフォーマットになっています。

JSONフォーマット

赤外線データは、単位がマイクロ秒の生データです。

0,2,4,6,…番目の数値が、38kHzの赤外線が存在する(High状態の)マイクロ秒時間
1,3,5,7,…番目の数値が、赤外線が存在しない(Low状態の)マイクロ秒時間

です。

[
	"赤外線のHigh,Lowをマイクロ秒で表したuint16_tのリスト"
]

JSONファイルの例

これに従った形式なら、自分で作ったファイルでもアップロード可能です。

[
	3300,1786,363,1305,390,473,364,476,317,548,289,577,288,501,364,474,390,475,290,550,289,1403,290,551,314,1377,290,552,313,502,362,1379,289,1378,289,1378,314,1377,389,1304,364,476,312,552,290,553,312,474,391,1305,362,501,364,474,361,504,289,553,312,477,363,500,364,476,287,578,289,1377,314,551,290,502,363,476,388,474,391,451,313,551,313,553,288,500,363,1304,385,1362,310,475,389,475,364,477,313,552,288,1380,317,50215,3305,3489,314
]

注意

JSONデータのフォーマットは、今後のアップデートで変更される可能性があります。最新情報は、GitHub/kerikun11/IR-Stationにあるのでそちらをご覧下さい。

まとめ

IR-Stationは、日々進化しています。今後のアップデートにもご期待を!